伝統の一戦でもきっちり!城島 オープン戦1号

2010年03月16日 22:29

野球

伝統の一戦でもきっちり!城島 オープン戦1号
6回、2ランを放ったブラゼル(右)を迎える阪神・城島
 【阪神7―6巨人】低めの変化球を見事にすくい上げた。二回。3点を追う状況で阪神の城島がオープン戦1号となるアーチを左中間席に架けた。「先っぽだったですけど、東京ドームは狭いですからね」と謙遜気味に言ったが、チームを勢いづける一発だった。
 この東京遠征からチームはほぼベストの布陣を敷いた。下位にも長距離打者が並ぶ打線にあって、今季の注目はやはり城島。その重圧が重荷になっている様子もなく、4打数3安打と、伝統の一戦できっちりと働いてみせた。「開幕に着実に向かっている。お客さんが多いところでやると調整も早まる」と涼しげに言った。
 前向きに振り返った自らの打撃はさておき、守りでは投手陣に注文を付けた。「ナベ(渡辺)にしても久保田も、初球ボールが多かった。ギャンブル的な配球で、自分たちが攻めた感じはなかった」とストライク先行の投球を求める。「(開幕まで)10日にしてみれば順調」と話す城島が、攻守を問わず、自分の地位をしっかりとチームの中に確立しつつある。

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