明大・野村2安打完封!初めて斎藤に投げ勝った

2010年04月25日 06:00

野球

明大・野村2安打完封!初めて斎藤に投げ勝った
完封勝利を挙げた明大・野村
 【明大3-0早大】東京六大学春季リーグ戦は24日、2試合が行われ、第1試合では明大が早大に3―0と快勝した。先発の野村祐輔投手(3年)が2安打完封し、自身リーグ戦3度目となる斎藤佑樹投手(4年)との先発対決で初白星。2季連続優勝へ弾みをつけた。斎藤はリーグ通算10敗目(25勝)となった。また、第2試合は法大が慶大に4―1で先勝した。
 最後の打者・山田敏を右飛に仕留めた瞬間、野村は右手でグラブをポンポンと軽く叩いた。ドラフト1位候補の斎藤、大石に投げ勝った末の2安打完封劇。エースの重責を果たした。
 「自分のリズムで投げられたのがよかったです。早大には3季連続で勝ち点を落としていたので、負けたくなかった」。先発では入学以来、3戦目にして初めて早大を下し、08年秋の法大戦以来の完封勝利となった。
 序盤から快調に飛ばした。MAX148キロをマークした直球を軸に、きっちりと両サイドに投げ分けた。「粘り強く、泥臭く、最後まであきらめないのが明大の野球。それができました」。この日、神宮にはテレビ解説のため阪神の星野仙一シニアディレクターが訪れていたが、大先輩の前で野村が明大魂を存分に発揮した。

 ▼阪神・星野SD(後輩の野村について)素晴らしい。何も文句の言いようがない投球だった。

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