阪神・大山 金本監督&片岡コーチ指導で修正「小さくなっていたので」

2018年04月18日 10:40

野球

阪神・大山 金本監督&片岡コーチ指導で修正「小さくなっていたので」
本監督(左)と談笑する大山(手前は片岡コーチ) Photo By スポニチ
 阪神は17日に豊橋市民球場で予定されていた中日戦が雨天中止となり、同球場で練習後に名古屋に移動した。練習では打率・191と調子の上がらない大山悠輔内野手(23)に金本監督、片岡ヘッド兼打撃コーチが密着指導。打撃フォームを修正し、出直しを誓った。
 冷たい雨がシトシトと降り続いた豊橋市民球場で、不振の若虎に“メス”が入った。その時点では中止が決まっていなかった試合前練習中、フリー打撃を行っていた大山に片岡ヘッド兼打撃コーチが身振りを交えて密着指導。やや前屈み気味になっていた打撃フォームを修正された背番号3は、背筋を伸ばして成績も伸ばす意気込みを口にした。

 「どうしても(背中を丸めて)小さくなってボールを当てよう、当てようとしていたので、反るというか、しっかり胸を張る意識で振れと言われました」

 本来はどっしりとした構えから、バットをしっかりと振り抜く思い切りのいい打撃が持ち味だ。ただ、開幕からなかなか調子が上がらず、打率1割台と低迷。何とかバットに当てようとするうちに、無意識に猫背気味になり、構えが小さくなっていた。

 片岡コーチは「みんながなりがちなことやけどね。もう1度基本に立ち返るというか。昨年の良い頃と比べて修正するというかね」と説明。練習後に声をかけた金本監督も「片岡が言ったの。俺は以前に言ったことがあるし。“バットが出やすい感じはあります”と言っていたから。“俺が前に言ったことを忘れたのか?”と聞いたら“忘れました”と言うから、ちゃんと覚えておきなさいと」とやりとりを明かした。

 福留が休養した11日の広島戦をのぞき開幕から6番で起用されてきたが、14日のヤクルト戦から糸原と入れ替わって7番に降格。ただ、その潜在能力の高さへの指揮官の評価は変わらず、今後のクリーンアップでの起用についても「いずれね」と話した。

 15日のヤクルト戦で4打数2安打1打点と結果を出し、復調の兆しあり。この日の雨天中止をいいきっかけとし、背筋をピンと伸ばして再出発する。 (山添 晴治)

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