巨人・野上 605日ぶり1軍で6回2失点好投も無援 1055日ぶり先発白星逃す

2021年04月03日 05:30

野球

巨人・野上 605日ぶり1軍で6回2失点好投も無援 1055日ぶり先発白星逃す
<巨・ヤ>6回1死一塁、村上に先制2ランを浴びる野上(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0ー2ヤクルト ( 2021年4月2日    東京D )】 605日ぶりの1軍マウンドで巨人・野上が復活を印象づけた。6回4安打2失点と好投。しかし打線の援護がなく、18年5月13日中日戦(東京ドーム)以来、1055日ぶりの先発白星を逃した。
 19年10月の左アキレス腱断裂を乗り越えての復活登板。「一球一球に気持ちを込めて投げた」という右腕は高い制球力で5回まで2安打に抑えた。6回1死一塁で甘く入ったスライダーを村上に右越えに運ばれ「悔いが残る」と反省したが、先発としての役割は十分に果たした。原監督も「メリハリの利いたいい投球」と評価。宮本投手チーフコーチも「若い選手に手本を見せてくれた」と称えた。

 足の違和感でこの日の先発を回避した菅野は1週間後の9日の広島戦(マツダ)で復帰する見込みで再び2軍で調整する。それでも次回登板へ向けた確かな一歩を踏み出した。(田中 健人)

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