コイ党お待たせ! 4番誠也が菅野撃ち3号 65打席目の対決でついに 

2021年04月10日 05:30

野球

コイ党お待たせ! 4番誠也が菅野撃ち3号 65打席目の対決でついに 
1回裏2死、鈴木誠が本塁打を放ち、ナインお出迎えに笑顔(撮影・成瀬 徹)   Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島2―0巨人 ( 2021年4月9日    マツダ )】 広島・鈴木誠が願い続けてきた一発だった。1点を先制した初回、2死無走者で打席に立ちカウント1―1からカットボールをうまくさばいた。菅野との今季初対戦の第1スイングで左翼席最上段まで届く3号ソロ。通算65度目の対決で生まれた初本塁打だった。
 「あまりいい感触ではなかった。打った瞬間に(本塁打と)分かったという感じではなかったけど、なかなか打てる投手ではないので良かったです」

 昨季まで61打数13安打の打率・213、長打は二塁打4本だけと苦手としてきた。「(菅野を)打つために毎年いろいろやっている」と口にしたこともある。昨季終了後には「いつかは本塁打を打ちたい」と公言。メジャー移籍を目指した右腕が巨人に残留したことで生まれた機会を生かした。ただ、2、3打席目は見逃し三振に倒れ相手エースの凄みを改めて痛感もした。

 「その(本塁打の)後はダメだった。まだまだ本気で勝負されると手も足も出ない状態。菅野さんも万全じゃないと思いますし。菅野さんがギア入れたときにいい打撃をできればいいかなと思う」

 開幕から12試合目となった8日ヤクルト戦で今季1、2号を放ち2試合連続本塁打と状態は上がってきた。「体調も毎日違う。いろんなことをやりながら、試合でも試していく」。今春はアッパースイング気味の新打法を試し、開幕後も微修正を重ねてきた。14年の菅野との初対戦から8年目。打撃を追求し続け、本塁打にまでたどり着いた。(河合 洋介)

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