智弁和歌山 19年ぶり夏の決勝進出! エース中西4安打1失点完投&打線は3戦連続2桁安打で5得点 

2021年08月28日 11:09

野球

智弁和歌山 19年ぶり夏の決勝進出! エース中西4安打1失点完投&打線は3戦連続2桁安打で5得点 
<近江・智弁和歌山> 力投する智弁和歌山の先発・中西 (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校野球選手権 準決勝   智弁和歌山5―1近江 ( 2021年8月28日    甲子園 )】 第103回全国高校野球選手権大会の第14日は28日、甲子園球場で準決勝が行われ、4大会連続出場の智弁和歌山(和歌山)が3大会連続出場の近江(滋賀)を5-1で下し、準優勝した02年以来19年ぶり4度目の決勝進出を果たした。
 打線は初回1死二塁に3番・角井の右翼線適時二塁打で先制し、なおも2死三塁で、5番・岡西の中前適時打で加点した。2-1となった6回2死一、二塁には2番・大仲の左翼線適時二塁打で2点を加えた。8回1死二、三塁にも暴投で加点。3試合連続2桁安打となる計11安打を放った。

 投げては先発のエース右腕・中西が速球とキレのあるスライダーなどを駆使して124球、4安打10三振で1失点(自責0)の完投勝利を飾ってみせた。

 近江は0-2で迎えた3回2死一、三塁に3番・山田の左前適時打で1点を返したが、そこまで。準優勝した01年以来、20年ぶり2度目の決勝進出はならなかった。

 両校の夏の甲子園での対決は2度目となり、18年の1回戦では近江が7-3で勝利していた。

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