ソフトバンク魔の9回 継投失敗で痛恨ドロー工藤監督「深く考えすぎた」

2021年08月28日 22:54

野球

ソフトバンク魔の9回 継投失敗で痛恨ドロー工藤監督「深く考えすぎた」
<オ・ソ16>9回、同点に追いつかれベンチで不安な表情を見せる工藤監督(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク2―2オリックス ( 2021年8月28日    京セラドーム )】 またもや魔の9回となった。2―1の9回。執念の継投策は実らなかった。先頭の吉田正に変則左腕の嘉弥真をぶつけたが、四球。バトンを受けたのは板東だ。無死一塁から杉本に中前に運ばれ無死一、三塁。一死後、代打・ジョーンズに同点打を浴び、石川の5勝目とともに白星がするりと転げ落ちた。工藤監督は「負けないようにするのがベスト。板東もプレッシャーのいるところだったので、嘉弥真で(吉田正を)打ち取ってくれれば楽になるという思いがあった。ちょっと深く考えすぎたかな」と継投ミスを悔やんだ。
 勝利の方程式を担ってきたモイネロ、森が不在のリリーフ陣。「耐えた。耐えました。ピンチの中で板東も抑えたし、プラスに捉えてまた明日」と指揮官は必死に前を向いた。

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