【大谷と一問一答】メジャー自己最多117球&今季9勝目に「期待に応えたいと思って投げた」

2021年09月04日 15:40

野球

【大谷と一問一答】メジャー自己最多117球&今季9勝目に「期待に応えたいと思って投げた」
試合後のオンライン会見に臨む大谷 Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルス3―2レンジャーズ ( 2021年9月3日    アナハイム )】 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が3日(日本時間4日)、アナハイムでのレンジャーズ戦に「2番・投手」で先発出場し、7回を7安打2失点、8三振2四球で自身8連勝となる9勝目(1敗)を挙げた。1918年のベーブ・ルース以来の「2桁勝利、2桁本塁打」にあと1勝となった。試合は3―2。打者では4打数無安打、1三振だった。以下、試合後の主な一問一答。
 ――初回のピッチャー返しはどこに当たったか。以前に投球を受けた右手親指の状態は。
 「死球(記録は空振り三振)は大丈夫ですね。押したら痛いですけど、普通にしている分には何もないので。ピッチャー返しは爪と右肩ですかね」

 ――球速も出ていた。投げている感覚は。
 「そんなに悪くはなかったですけど、四球を2個出すと球数もやっぱり多かったなと思うので。まだまだそこら辺は、もう1回多く投げるためにそういうところは必要かなと思います」

 ――メジャー4年目で自己最多の117球を投げた。
 「最後もスコアリングポジションに、一、二塁までいって、正直あそこで代えられてもおかしくないと思うんですけど、そこを任せてくれたところですごいありがたいなというか、その期待にまず応えたいと思って投げました」

 ――117球を投げたことは今後につながるか。
 「そうですね。自分自身の自信になると思いますし、そこで打たれて終わるのか、抑えて終わるのかで100球を超えた後に使いやすくなるかなと思うので。そういう意味ではいい結果につながって良かったなと思っています」

 ――残りシーズン1カ月を切った。
 「ポストシーズンもなかなか狙える位置にいないですし、チームとしても来年を見据えた戦いが多くなるかなと思うので。なかなかモチベーションを高く維持するのが難しい1カ月かなと思いますけど、1試合1試合大事にやっていきたいなと思っています」

 ――打撃はどういう状態か。ジョー・マドン監督が引っ張り気味になっていると指摘していた。
 「なかなか甘い球が何球も来るわけではないので。来た球をしっかりと打つために準備したいです。またストライクゾーン近辺のボール球を追わないように。基本的なところですけど、あと1か月は我慢の打席が多いかなと思います」

 ――次のカードでパドレスのダルビッシュ投手と対戦する可能性がある。
 「対戦してみたいなという気持ちはありますけど、ナ・リーグなので。守備に自分が就けば、打席のチャンスはあると思うんですけど。なかなか序盤で(代打を)切ることはないと思うので。どこでいっても打てる準備はしたいなと思っています」

 ――アマチュア時代はダルビッシュのファンだったか。
 「そうですね。一番好きな投手だったので。投げているボールはもちろんすごかったですし、立ち居振る舞いももちろんかっこよかったので。そこを見ていました」

 ――個人的な交流は。
「ありますね。前回は挨拶に伺えなかったんですけど。いつも連絡もたまにやり取りしたりしています」

 ――日本ハムでは背番号11を継承した。
 「そうですね。光栄なことですし、ただ、日本ハムからしたら大事な番号なので。なかなか安易に渡すことはないかなと思っていたので。素直にその期待に応えられる選手になりたいなと思って頑張ってきました」

 ――今季9勝目を挙げ、2桁勝利に王手をかけた。1918年のベーブ・ルース以来の「2桁本塁打&2桁勝」に期待がかかる。大谷選手にとって10勝の意味合いは。
 「大きな違いかなとはもちろん思いますけど、防御率であったりWHIPであったりとか、個人的に投手のスキルを計るところの方が大事な部分が大事な部分かなと思うので。勝つか勝たないかはすごく大事ですけど、そういう数字も大事かなと思っています」

 ――試合前に重さの違うボールを投げて、球速を計っている。現在の投球フォームの定着、安定化につながっているか。
 「フォームもそうですね。重さの違うボール、大きさの違うボール、投げることによって動きのセンスというか、上手さみたいなものがやぱり出てくると思うので。必ずしも決まったボールを投げるっていうのが良いとも限らないかなと思います」

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