巨人・高橋、ジャスト100球! 阪神打線に6回2失点、リーグ単独トップ11勝目の権利を得て降板

2021年09月04日 20:17

野球

巨人・高橋、ジャスト100球! 阪神打線に6回2失点、リーグ単独トップ11勝目の権利を得て降板
<神・巨>2回1死、大山を三振に打ち取る高橋 (撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2021年9月4日    甲子園 )】 巨人の3年目左腕・高橋優貴投手(24)が首位攻防第2ラウンドとなった阪神戦(甲子園)に中5日で先発登板。6回3安打2失点と好投し、リーグ単独トップとなる今季11勝目の権利を得て降板した。
 巨人は4回、高橋の女房役でもある大城の左前適時打で先制。1―0で迎えた5回には先頭・大山に中前打を許し、1死後、8番・梅野に投じた2ボールからの3球目、真ん中低め144キロ直球を左翼席へ運ばれた。逆転の3号2ラン被弾。これに動揺したのか、続く相手先発投手のガンケルにストレートの四球。慌てて桑田投手チーフコーチ補佐がマウンドに向かって間(ま)を取ると、高橋は近本を右飛、中野を遊ゴロに仕留めてこの回それ以上の失点は許さなかった。

 すると、直後の6回に主砲・岡本和がシーズン自己最多となる34号2ランを放ち、即座に逆転。これに勇気をもらった高橋はその裏、サンズ、マルテ、糸原のクリーンアップを3者凡退に打ち取った。そして7回、1死一塁で打席が回ると、原監督は代打・若林をコール。高橋はここで降板となった。

 高橋の投球内容は6回で打者23人に対して100球を投げ、3安打2失点。4三振を奪い、与えた四死球は2つだった。

 前回登板した8月29日の中日戦(バンテリンD)では足がつるアクシデントを乗り越えて5回2安打無失点と好投し、自身初のシーズン2桁勝利となる今季10勝目(3敗)をマーク。青柳(阪神)と並ぶリーグトップに浮上していた。

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