星稜中 高校と同日初戦突破!田中監督 恩師山下氏激励に応えた

2022年03月23日 05:30

野球

 【スポニチ主催文部科学大臣杯第13回全日本少年春季大会第1日 ( 2022年3月22日    静岡市草薙総合運動場硬式野球場ほか )】 当初1回戦22試合が開催予定だったが、降雨のため7球場で7試合が行われた。大会連覇を目指す星稜中(石川)は24―1で富士中(埼玉第2)に大勝。過去4強入りの実績のあるJBoy’s(滋賀)は14―7で丘・両小野クラブ(長野)を退けた。23日は雨天順延となった1回戦15試合が行われる。
 星稜中は24得点の大勝で連覇へ好スタートを切った。センバツ出場の星稜高の指揮を4月から執ることが決まっている田中辰治監督(44)は「雨の試合は予想していたので攻撃は長く、守りは短くと考え、その通りの野球ができた」と手応え。この日は恩師の星稜高元監督の山下智茂さんから「有終の美を飾れよ」と電話で激励を受け士気は高まる。服部主将も「一試合一試合、集中して戦いたい」と気を引き締めていた。

 <滋賀・JBoy’s 監督の助言で先発池内好投>池田茂監督(56)のアドバイスが奏功、初戦突破だ。雨天時の登板経験が少ない先発の池内に対し「力まず真ん中でいいから」と試合前に助言。池内は丁寧なマウンドさばきを見せ、勝利に貢献した。池田監督は「荒天時の経験に不安があったが、池内を筆頭に選手たちがよく頑張ってくれた」とねぎらった。池内は「気合を入れ直し、次も勝ちたい」と意気込んだ。

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