大リーグが今季から「大谷翔平ルール」採用へ 降板後もDHで打者出場が可能に

2022年03月23日 07:45

野球

大リーグが今季から「大谷翔平ルール」採用へ 降板後もDHで打者出場が可能に
エンゼルスの大谷翔平 Photo By スポニチ
 大リーグ機構(MLB)と選手会が一時的なロースター拡大と「大谷翔平ルール」で暫定的に合意したと22日(日本時間23日)、ニューヨーク・ポスト紙が報じた。
 新労使協定締結により、大リーグは今季からナ・リーグもDHを採用することが決まっているが、今回のこの「大谷翔平ルール」では、先発投手がDHでスタメンに入ることが可能になり、降板後もそのまま打順に残ることができるようになるという。同紙は「例えば、大谷が5イニングを投げて降板しても、ゲーム全体を通して打席に残ることができる。このルールは、2022年だけでなく、新労使協定の存続期間中のものである」と伝えた。

 昨夏のオールスター戦で大谷は先発投手兼「1番・DH」の特別ルールで、MLB史上初の「オールスター戦リアル二刀流」を実現したが、同様のルールとみられる。大谷に打席数増加などのメリットがあり、降板後に外野守備につく必要性がなくなる。

 また、労使交渉長期化の影響でキャンプ期間が短縮された影響で故障者が続出する懸念があることから、5月1日(同2日)までベンチ入りメンバーを26人から28人に拡大することが暫定的に決まったとした。

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