マドン監督が「大谷翔平ルール」を歓迎 「私たちにとっては素晴らしいニュース」

2022年03月23日 09:04

野球

マドン監督が「大谷翔平ルール」を歓迎 「私たちにとっては素晴らしいニュース」
エンゼルスのジョー・マドン監督 Photo By スポニチ
 大リーグ機構(MLB)と選手会が一時的なロースター拡大と「大谷翔平ルール」で暫定的に合意したと22日(日本時間23日)、ニューヨーク・ポスト紙が報じた。新労使協定締結により、大リーグは今季からナ・リーグもDHを採用することが決まっているが、今回のこの「大谷翔平ルール」では、先発投手がDHでスタメンに入ることが可能になり、降板後もそのまま打順に残ることができるようになるという。
 ジョー・マドン監督は同日のロッキーズとのオープン戦後に取材に応じ「まだ決まったわけではないらしいが、願いが叶いそうだ。おそらく本当だろうと思う。我々にとっては素晴らしいニュースです」と歓迎。さらに、「投球内容が悪くて降板しても、より長く試合に出場することができる。投手として調子が悪かった時に、打者として試合に出続けられると自ら思ってしまうのはどうかと思いますが…。ただ、表面的には、監督としてのの立場からすると、5回や6回の時点で彼が試合に残る可能性があると分かっていることは、計画を立てる上でとても楽になります」と説明した。

 大谷は昨夏のオールスター戦で先発投手兼「1番・DH」の特別ルールで、MLB史上初の「オールスター戦リアル二刀流」を実現したが、同様のルールとみられる。大谷には打席数増加のメリットがある。一方、昨季、大谷は降板後に守備に就くケースがあったが、指揮官は「その必要はなくなると思います」と語った。

おすすめテーマ

2022年03月23日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム