西武が0―6からミラクル逆転勝利 山川「平石さんのおかげ、と書いておいてください」

2022年03月27日 18:57

野球

西武が0―6からミラクル逆転勝利 山川「平石さんのおかげ、と書いておいてください」
<西・オ3>お立ち台でガッツポーズする森(左)と山川(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武7―6オリックス ( 2022年3月27日    ベルーナD )】 西武は3回を終わって0―6からの大逆転劇となった。6回は先頭の源田が粘って四球で出塁したのをきっかけに山川が2試合連続の2号2ラン。5―6の8回は、オグレディの必死の走塁など執念と山川の左中間への大飛球を相手外野陣が見失うミラクル二塁打もあって、森の逆転2点二塁打が生まれた。
 打線は4回までパーフェクトに抑えられていたが、円陣で平石打撃コーチから「焦らず1点ずつ取っていこう」と指示を受けて落ち着きを取り戻した。山川は「平石さんのおかげと書いておいてください」と報道陣にお願い。さらに森が「書いておいてください、というのも書いてください」と笑いを取った。

 辻監督も「私も含めコーチもみんな鳥肌ものですよ、この勝利は」と興奮を隠せなかった。0―8の8回から逆転した18年4月19日の日本ハム戦を思い出させる劇的勝利。指揮官は「(松井)ヘッドはもちろん、平石も来てくれて、とにかく笑いながらやっていますよ。楽しめってね。失敗しても次にっていう気持ちが浸透しつつある」と明るさを取り戻したチームに手応えを口にした。

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