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ヤクルト高津監督 村上の一発が「非常に大きかった」 小川は「いろいろな緊張感が」と労う

2022年10月22日 23:07

野球

ヤクルト高津監督 村上の一発が「非常に大きかった」 小川は「いろいろな緊張感が」と労う
<ヤ・オ>マクガフをねぎらう高津監督(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2022第1戦   ヤクルト5―3オリックス ( 2022年10月22日    神宮 )】 2年連続4度目の顔合わせとなった「SMBC日本シリーズ2022」は22日、東京・神宮球場で開幕。球団初となる2年連続日本一を目指すセ・リーグ覇者のヤクルトが史上初の2年連続投手4冠を達成したオリックス先発右腕・山本から4回までに4点を奪って先勝した。
 試合後、ヤクルトの高津臣吾監督(53)は誇らしげに笑みを浮かべながら勝利監督インタビューに答えた。祝福にまずは「ありがとうございます」と返すと、試合前に選手にどんな言葉をかけたか聞かれ「ここまで来れたのは皆が頑張ったおかげだ、と。ここまできたら一番てっぺんの高いところに皆で登ろうじゃないかという話はしました」とミーティングで発した言葉を明かした。

 初回は1番・塩見が史上初の2年連続投手4冠を達成した相手先発右腕・山本の真ん中に入った155キロ初球を左前打して二盗に成功。村上が四球を選んだ2死一、二塁からオスナの左翼線への適時二塁打で2点先取した。「まず塩見が初球から思い切ったスイングで出塁してくれて、そこからムネ(村上)のフォアボールとオスナがね、三塁線を破ってくれたんですけども。その後もその2ベースと塩見のホームラン、オスナのホームランっていう長打っていうのがよく効いたゲームだったのかなと思います」と振り返った。

 2点先制した直後の3回に追いつかれるも5回6安打2失点の粘投で勝利投手となった小川については「シーズン終盤の良い投球に比べるとちょっともう一つだったかなと思うけど」としながらも「やはりシリーズの初戦、いろいろな緊張感があったと思う。あそこまでよく粘って2失点で乗り越えたんじゃないかなと思います」と労った。

 また、1点差に詰められた直後の8回に貴重な追加点となる1号ソロを右翼スタンドに叩き込んだ村上については「横からなんで何とも言えないけど、そんなに簡単なボールではなかったと思いますし。ただ、あそこの1点は非常に大きかったですね。2点差に広げたのは大きい一発だったと思います。初戦取れて良いスタートが切れた。また勝てるゲームをやっていきたいと思います」と話していた。

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