国学院大 2季ぶり優勝!武内8回1失点の力投&MVPに輝く

2022年10月26日 04:59

野球

国学院大 2季ぶり優勝!武内8回1失点の力投&MVPに輝く
<国学院大・亜大>亜大に勝利した国学院大学が優勝。マウンドに集まって喜ぶ(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【東都大学野球・最終週最終日   国学院大4―2亜大 ( 2022年10月25日    神宮 )】 国学院大が2季ぶりの優勝を果たした。先発の武内夏暉投手(3年)が、8回1失点の好投。亜大に4―2で勝利し、MVPに輝いた。すでに全日程を終えていた中大と勝ち点4で並んだが、勝率で上回った。鳥山泰孝監督(47)は4度目の優勝に導き、2年連続の明治神宮大会(11月18日開幕、神宮)出場を決めた。
 ナインがマウンドへ駆け出す。鳥山監督は、歓喜の輪を柔らかい笑顔で見つめた。連覇した昨秋以来の王座奪還。「世代が替わっての優勝は価値がある。ホッとしています」と充実した表情を浮かべた。

 今秋は2度の完封勝利など、先発の柱となった3年生左腕・武内が8回3安打1失点。MVPにも輝き「自分の力だけでなく守備にも助けられた」と感謝した。3連覇を逃した今春リーグ戦後、4年生が3班に分かれ、全日本大学選手権優勝の亜大と比較。成績の差を徹底的に分析し、走者三塁からの失点率など課題を洗い出し、夏場の練習テーマを明確にした。

 その亜大を下しての優勝に「チーム力、組織力で勝ったと思う」と鳥山監督。昨年は4強だった明治神宮大会で頂点に立ち、有終の美を飾る。(田中 健人)

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