マイナーリーグ労使協定初合意 選手の最低年俸2倍以上に増額

2023年03月31日 02:30

野球

 マイナーリーグの労使協定が29日(日本時間30日)、初めて合意に達した。5年契約となり、マイナー選手の最低年俸は2倍以上に増額される。
 3Aは1万7500ドル(約231万円)から3万5800ドル(約473万円)、2Aは1万3800ドル(約182万円)から3万250ドル(約399万円)などとなる。現在の120チームから削減しないことにも合意。19歳以上で入団した選手のマイナーFA取得年数は7から6に短縮された。

 合意に先立ち、引退したマイナー選手が最低賃金の法律違反などを巡り大リーグ機構を訴えた集団訴訟では、1億8500万ドル(約244億円)の支払いで合意した和解案が連邦裁判所に承認された。米国ではマイナー選手の賃金が低すぎるとして議論されてきた。

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