ヤクルト・小川 安定感抜群の投球で7回無失点 3年連続7度目の大役果たした

2023年03月31日 20:13

野球

ヤクルト・小川 安定感抜群の投球で7回無失点 3年連続7度目の大役果たした
<ヤ・広>5回、坂倉を併殺打に打ち取り雄叫びを上げる小川(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   ヤクルトー広島 ( 2023年3月31日    神宮 )】 リーグ3連覇を目指すヤクルトは31日、本拠地・神宮で今季開幕戦を迎え、広島と対戦した。3年連続7度目の開幕投手を務めた小川泰弘投手(32)が7回無失点の好投で降板した。勝てば14年以来9年ぶりの開幕勝利となる。
 重圧を力に変えた。「チームに勢いが出る強気のピッチングをして、みんなで喜べるようにしたい」と意気込んで臨んだ3年連続7度目の開幕のマウンド。真っすぐと変化球を織り交ぜた多彩な投球で4回まで1安打投球とほぼ完璧な内容だった。

 5回にこの試合初めてのピンチを迎えた。先頭の4番・マクブルームに初回以来の安打を浴びると、1死後に四球を与えて一、二塁。それでも動揺はなかった。続く坂倉を2球で簡単に追い込むと、最後は外角低めのフォークで遊併殺打に仕留めて切り抜けた。

 6回は三塁手・村上の失策で先頭・菊池を塁に出したが、続く代打・田中の中飛で一走・菊池が一塁へ戻り切れない走塁ミスに助けられた。7回も1死から安打で走者を許したが、マクブルームを併殺打に仕留めてゼロを並べた。

 3-0の7回に代打を送られて、大役を終えた。小川は7回3安打4奪三振1四球無失点の好投で勝利権利を持って降板となった。

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