オフの目玉、剛腕デグロムがレンジャーズデビュー 7奪三振も6本の長打を許し4回途中5失点KO

2023年03月31日 11:17

野球

オフの目玉、剛腕デグロムがレンジャーズデビュー 7奪三振も6本の長打を許し4回途中5失点KO
レンジャーズ先発のデグロム(AP) Photo By AP
 オフに5年総額1億8500万ドルの契約でレンジャーズに移籍したジェイコブ・デグロム(34)が開幕のフィリーズ戦に登板。最速101マイルの快速球などで7三振を奪ったものの、6本の長打を許し、4回途中ノックアウト、5失点だった。しかし、味方が4回に一挙9点を奪って大逆転、レンジャーズは11―7で開幕戦を制している。
 立ち上がりは良かった。初回先頭のトレー・ターナーを92マイルのスライダーで空振り三振、3番JT・リアルミュートを101マイルの外角低め直球で見逃し三振と、10球で片付けた。しかし2回に5番ニック・カステラノスに直球をライトへの二塁打、2死後、7番アレク・ボームに2―0から99・3マイルの外角直球を右中間に2点本塁打とされた。3回は9番ブランドン・マーシュに直球、ターナーにスライダーを連続で三塁打とされ追加点、2番カイル・シュワバーの時にワイルドピッチでターナーも生還した。4回もボームにスライダーを二塁打とされ、回の途中、73球(ストライクは49球)で交代した。

 試合後デグロムは「私の役割はマウンドに上がって『0』を連ねることだが、今日はそれができなかった。大事なところで思うように投げられなかった。4回の9得点でチームメートに助けてもらった。後ろで投げたブルペンも素晴らしかった。一番重要なのは試合に勝つこと」と渋い表情で振り返っていた。

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