「大谷翔平がMVPレースに終止符を打った」シーズン半分も終わっていないのに大御所記者がお墨付き

2023年06月17日 07:51

野球

「大谷翔平がMVPレースに終止符を打った」シーズン半分も終わっていないのに大御所記者がお墨付き
エンゼルス・大谷翔平 Photo By スポニチ
 米球界の大御所記者、スポーツイラストレイテッド誌のトム・ベデューチが16日(日本時間17日)、「大谷翔平がすでにMVPレースに終止符を打った」と報じている。
 シーズンはまだ半分も終わっていないが、大谷はキャリアの中で、一番良いエンゼルスのチームで、ベストのプレーを見せている。メジャーで22本と最多本塁打の打者が、投げては9回あたり5・6本のヒットと最も打ちにくい投手でもある。大谷が出現する前は、トップのホームラン打者が一番打ちにくい投手であるなど、理解できないし、びっくりすることだった。大谷が3年連続で二刀流で活躍しているとはいえ、それを当たり前のように受け取ってはならない。むしろもっとその驚きの度合いを増していくべきだと。

 今季の大谷は打者だけでもMVPの資格がある。最初の71試合で3割を打ち、22本塁打、10盗塁、3三塁打は、18年のマイク・トラウトに次ぎ史上2人目だ。そして14試合に先発登板で9回あたり5・6本のヒットは72年、91年のノーラン・ライアン(5・3本)や、19年のジャスティン・バーランダー(5・5本)につぎ、史上トップ9人に含まれる。そして今回、地区首位のレンジャーズとの重要な4連戦で、打っては打率・583、4本塁打、投げてはメジャー最強の打線に対し6イニングのクォリティースタートで勝ち投手になった。来月29歳になるが、二刀流で身体が疲弊してしまうのではなく、むしろこれまでで最高のプレーを披露している。

 大谷はトラウトとバーランダーのピーク時のパフォーマンスを同時にやっている。このことを普通に考えてはならない。これまで大谷以上に、すごい選手はいなかった断言している。

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