巨人グリフィン、交流戦初勝利&5勝目ならず 決死ダイブ以来の登板、9安打されるも粘りの7回2失点

2023年06月17日 16:23

野球

巨人グリフィン、交流戦初勝利&5勝目ならず 決死ダイブ以来の登板、9安打されるも粘りの7回2失点
<巨・楽>巨人先発のグリフィン(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人―楽天 ( 2023年6月17日    東京D )】 巨人の新助っ人左腕、フォスター・グリフィン投手(27=前ブルージェイズ)が17日に出場選手登録され、同日の楽天戦(東京D)に先発登板。9安打を打たれながらも7回2失点と粘投したが、打線の援護に恵まれず、交流戦初勝利となる今季5勝目を手にすることはできなかった。
 3回まで毎回走者を出しながらも要所を締めて無失点。4回に初めて3者凡退に打ち取り、0―0のまま迎えた5回だった。

 先頭の相手先発左腕・早川にプロ初安打となる一塁への内野安打を許し、2死を取ってから3番・小郷に右中間スタンドへ先制2ランを叩き込まれた。

 カウント2―2から投げた真ん中低めのカットボール。グリフィンは打たれた瞬間、マウンドへ右膝をついてがっくり。捕手の大城卓も肩を落とす、小郷の2試合連続弾だった。

 6回には女房役の大城卓が巨人捕手としては阿部慎之助以来の3年連続2桁本塁打となる10号ソロを右翼スタンドへ叩き込んで1点差。直後の7回は2死一、二塁のピンチを招いたが、得点は許さず。その裏、先頭打者として打席が回ると代打・若林が出て降板となった。

 この回に逆転すればグリフィンに勝利投手の権利が発生するところだったが、若林、坂本、梶谷が3者凡退に終わっている。

 グリフィンは交流戦初登板初先発となった3日の日本ハム戦(東京D)で7回4安打1失点と好投。1―1で迎えた7回には一塁方向への小飛球となったハンソンのスクイズに対して決死のダイブを見せたが捕球できず(結果はファウル)、グラウンドに叩きつけられるように胸から落下した。

 しばらくうずくまったままで心配されたが、その後、ベンチにも戻らず続投。後続を打ち取って得点は許さなかったが、この回限りで降板したが勝利投手にはなれず、5日に来日初の出場選手登録抹消となっていた。

 グリフィンのこの日の投球内容は7回で打者32人に対して110球を投げ、9安打2失点。3三振を奪い、与えた四死球は3つ、直球の最速は150キロだった。

 ▼グリフィン 登板を1度とばすことになりましたが、立ち上がりから落ち着いてマウンドに上がることができました。何とか粘ってゲームを壊さずに投球できたと思います。

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