大谷翔平　3戦連発ならずも今季最長13戦連続安打　エ軍2連勝でワイルドカード圏内へ！自身初PSへ弾み

2023年06月17日 11:50

野球

大谷翔平　3戦連発ならずも今季最長13戦連続安打　エ軍2連勝でワイルドカード圏内へ！自身初PSへ弾み — ＜ロイヤルズ・エンゼルス＞初回、二塁打を放つ大谷（撮影・会津　智海） Photo By スポニチ

【ア・リーグエンゼルス3－0ロイヤルズ（ 2023年6月16日カンザスシティ）】エンゼルスの大谷翔平投手（28）は16日（日本時間17日）、敵地でのロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場。3戦連発23号こそならなかったが、3打数1安打2四球。初回には左翼線二塁打で出塁して先制のホームを踏むなどチームの2連勝に貢献した。エンゼルスは3－0でロイヤルズを下し、今季最多貯金8とした。

　ロイヤルズの先発はWBC米国代表右腕のシンガー。これまでの対戦成績は3打数1安打。第1打席は左翼線二塁打を放ち、今季最長13戦連続安打とした。第2打席は四球、第3打席は二ゴロだった。第4打席はこの日2個目となる四球。第5打席は見逃し三振だった。打率は・301、6月の打率は・421となった。

　大谷の仲の良い左腕・サンドバルが7回無失点の好投。自身の連敗を5で止め、5月2日以来となる今季4勝目を挙げた。

この日はワイルドカードを争うアストロズ、ヤンキースがともに敗れ、エンゼルスはワイルドカードシリーズ圏内に浮上。チーム9年ぶり、自身初のポストシーズン（PS）進出へ弾みをつけた。また、ア・リーグ西地区でも首位レンジャーズに3・5ゲーム差と迫った。

　大谷は前日15日（日本時間16日）、レンジャーズ戦に「2番・投手兼DH」で出場。投手では6回2失点で5月15日以来の6勝目を挙げ、打者では8回に両リーグトップタイに浮上する22号2ランを放った。これでOPS（出塁率＋長打率）1・002と被打率・178が両リーグトップで、1900年以降の近代野球では初の快挙となった。

　好相性の6月は、試合前まで打率・426。シーズン打率も5月15日以来の3割（・301）に乗せ、21年の自己最多46本を超えるシーズン50発ペースに突入した。