大谷の本塁打ダービー、ネビン監督言及にファン「出場すべきでない」「ルール変更すれば」

2023年06月30日 11:42

野球

大谷の本塁打ダービー、ネビン監督言及にファン「出場すべきでない」「ルール変更すれば」
<エンゼルス・ホワイトソックス>9回、大谷は2ランを放つ(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルス7-9ホワイトソックス ( 2023年6月29日    アナハイム )】 エンゼルスのフィル・ネビン監督は29日(日本時間30日)、本拠地でのホワイトソックス戦を前に大谷の球宴に関する注目発言を行った。大谷は7月11日に行われるオールスターゲームに既にファン投票でトップ当選を果たし「DH」で先発出場が決まっている。投手の出場は選手間投票とMLB機構の選考によって決定されるが、投手・大谷の選出も濃厚とされている。
 ネビン監督は大谷の球宴での登板について「彼次第。私は彼に“ノー”とは言わない。限られた機会だしね」と容認する発言をした。だが、その直後に「彼は既に(本塁打)ダービー(の出場)は断っていると思うよ」とポロリ。続けて「多くの選手が感じていることだと思うが、あのフォーマットはリーグとともに(ファンには)人気があるが、参加した選手はそこから立ち直れない選手もたくさんいる。あれは私を不安にさせるものだ」と持論を語った。ただ、「彼が断ったかどうかは知らない。彼が出ようが出まいが、私は全面的にサポートするつもりだ。彼なら大丈夫だろう。体のケアも申し分なくするだろう」とも付け加えた。

 この指揮官の発言にインターネット上には「HRダービーのレギュレーションを選手の負担にならない程度に見直すべきではないだろうか。今のままではあまりにハード過ぎる」「今年こそは今後絶対に現れないだろうと思われる投手兼任の選手がホームラン王になる最大のチャンス。その中で21年のことを考えたらリスクしかないホームラン競争は絶対出場すべきでない」「ダービーで優勝するよりも、日本人のHRキングが見たい!」「ホームランダービーは、いい加減にやり方を変えないとダメ。ショーアップを追求するあまり、もう出場者を消耗させるだけのイベントになってる」「選手負担を考慮してルール変更すれば良いのに。例えば、3本ホームランの飛距離、速度で勝敗を決めるとか」などの声が上がっている。
 
 大谷自身は、27日(同28日)のホワイトソックス戦で先発登板し7勝目を挙げた際、ホームランダービー出場について「次の登板がちょっとまだ、爪の感じで分からなくなっているので、スケジュールはまだ確認出来ていないかなと思います」と明言を避けていた。

おすすめテーマ

2023年06月30日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム