森繁和氏 3割打者と外国人大砲が激減した理由…「1イニングちゃんと投げるリリーフ陣持っていた方が楽」

2023年11月22日 17:16

野球

森繁和氏 3割打者と外国人大砲が激減した理由…「1イニングちゃんと投げるリリーフ陣持っていた方が楽」
森繁和氏
 元中日監督の森繁和氏(68)が田尾安志氏のYouTube「TAO CHANNEL」に出演。近年の日本プロ野球における3割打者と助っ人外国人大砲の減少の要因を探った。
 森氏は先発投手に長いイニングを期待するより、「1イニングちゃんと投げてくれるリリーフ陣を持っていた方が楽だという考え方のチームが多くなった」と指摘した。

 今季の規定打席に達した3割打者はセ・リーグが3人、パ・リーグは2人。パの本塁打王は20本台で決着した。

 投高打低の傾向は、エース級の先発投手の存在ではなく、中継ぎ陣のレベルアップが主な要因だ。

 ブルペン陣の層の厚さは阪神、オリックスに代表されるようにペナントレースの成績に直結している。

 森氏は「(先発して)1イニング、2イニングを伸ばせるかどうかが本当のエースと呼ばれる人たち。それを下手したら6回で代わって、7、8、9回リリーフ陣に任せたら、もう点は取れませんよ」と説明した。

 リリーフ陣のレベルアップが結局は3割打者の減少と助っ人外国人の不振につながっている。

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