阪神・和田2軍監督　ドラ3山田、ドラ4百崎を“強化指定選手”に「鍛えがいがある」

2024年01月31日 05:15

野球

阪神・和田2軍監督　ドラ3山田、ドラ4百崎を“強化指定選手”に「鍛えがいがある」 — 練習を見守る阪神・和田2軍監督（撮影・後藤　大輝） Photo By スポニチ

　阪神は鳴尾浜の球団施設での新人合同自主トレを30日に打ち上げ、視察した和田2軍監督はドラフト3位・山田（仙台育英）と同4位・百崎（東海大熊本星翔）を“強化指定選手”に指名し、「非常に鍛えがいがあるというか楽しみだよね」と期待を寄せた。

　22歳の遠藤、21歳の高寺、19歳の戸井とともに守備練習。次代を担う若手内野手が競い合う光景に目を細め、「いい相乗効果、いい刺激になる。ファームでは試合に出ないと見てもらえない。本当に一日一時間を大事にしてやってほしい」と二遊間争いの激化を歓迎した。

　2月11、12日の1、2軍合同紅白戦を見据え、沖縄・具志川では早い段階から実戦形式の練習を予定。「より生きた球を打って、準備をさせたい」と方針を示した。

▼山田　やりたいことはしっかりできた。キャンプでの目標は今よりも守備の安定感を出すこと。自分のレベルアップができるように一日を大切にしていきたい。

▼百崎　走る量が違ったので、きつかった。先輩方や山田と一緒にノックを受けて、グラブさばきが見たことのないような動きで、多くを学ばせてもらった。

　≪阪神ドラ5石黒ブルペン入り意欲≫阪神・石黒はトラブルなく新人合同トレを完走し、2軍スタートの今春キャンプでのさらなるレベルアップを誓った。「ケガなくできたのが一番良かった。キャンプに向けて、うまく調整できていると思う」。まずは2月11、12日に組まれた1、2軍合同紅白戦での登板が直近の目標。「なるべくブルペンに入ってアピールして、チャンスでしっかり投げられるように準備したい」と腕ぶした。