プロ注目の最速148キロ右腕、広陵の高尾は5人兄弟の末っ子で「愛されキャラ」

2024年03月22日 05:00

野球

プロ注目の最速148キロ右腕、広陵の高尾は5人兄弟の末っ子で「愛されキャラ」
アルプス席で5人兄弟の末っ子である広陵・高尾の投球を見守る(右から)三男・嵐さん、次男・翔さん、長男・陸さん(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【第96回選抜高校野球大会第4日   広陵3-1高知 ( 2024年3月21日    甲子園 )】 【記者フリートーク】広陵の高尾は5人兄弟の末っ子で「兄には逆らえなかったです」と幼少期の話を教えてくれた。その話を伝えたところ、「いやいや。逆らいまくりでしたよ」と全否定するのが、一塁側アルプス席で観戦した長男・陸さん(25)、次男・翔さん(24)、三男・嵐さん(22)の3人だ。
 高尾は「愛されキャラ」が浸透し、1学年上の真鍋慧(けいた=現大商大)を「ボンズ」の愛称で呼んでも許されていた。その原点は小学生時代にある。次男の翔さんは「ずっと兄の友達と遊んでいました」と証言。長男の陸さんは「距離感がうまいんです。広陵に行って変わるかなと思ったけど、変わらないですね」と笑う。

 負けん気の強さも変わらない。兄とビデオゲームで対戦すれば、泣きながら勝てるまで勝負を挑んだ。三男の嵐さんは「やればできる、と考える家系です」と明かす。末っ子の投球スタイルは、兄との関係性の中で形づくられたようだ。 (アマ野球担当・河合 洋介)

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