ドジャース・大谷の会見に米メディアの反応さまざま　「残る疑問点」に言及も

2024年03月27日 01:30

野球

ドジャース・大谷の会見に米メディアの反応さまざま　「残る疑問点」に言及も — ロサンゼルス・タイムズのコラムニスト、ディラン・ヘルナンデス記者（撮影・柳原　直之） Photo By スポニチ

　ドジャース・大谷の会見に対し、ド軍の番記者をはじめ米メディアの反応はさまざまだった。全国紙USAトゥデー（電子版）は注目を集めた会見に「暗い秘密が暴露されることもなく、刺激的な告白や謝罪もなかった」と表現。

　質疑応答がなかったことなどから、ヤフースポーツは「残る疑問点」として「口座から大金がなくなったのに誰も気付かなかったのか？」「水原一平はそんなに無計画なのか？」と報じた。

　▼ジ・アスレチックファビアン・アルダヤ記者　水原氏が大谷自身のお金を盗んだという非常に強い主張だった。非常に強い発言で世界に感銘を与える内容だった。質問に答えてくれたら良かったが捜査が始まっており、法的に困難だったと思う。大谷側の法務チームが非常に慎重で彼が言ったことについて訴訟が起きないようにしたのではと思う。

　▼ロサンゼルス・タイムズディラン・ヘルナンデス記者　会見は「捜査中なのでコメントできない」で終わると思っていたので期待以上。スキャンダルに包まれたチーム内の空気を払拭する意味でも今回の会見は良かった。ただ、水原氏がどう大谷の銀行口座にアクセスできたのか。一番の疑問に、まだ答え切れていない。

　▼大リーグ公式サイトフアン・トリビノ記者　大谷が話した内容は半分は信じられるが、半分はまだ信じられていない。違法、合法にかかわらず大谷は賭博はやっていないと信じる。ただ、あんな巨額を水原氏がどうやって大谷に無断で送金できるのかという疑問はまだ拭えない。水原氏がESPNに答えた撤回前のインタビューの方がまだ納得がいっている。