日本ハム・福島 先発に配置転換 14日に支配下契約、早ければ4月中に一軍で先発デビューも

2024年03月27日 06:00

野球

日本ハム・福島 先発に配置転換 14日に支配下契約、早ければ4月中に一軍で先発デビューも
日本ハム・福島 Photo By スポニチ
 今月14日に支配下契約を結んだ日本ハムの福島蓮投手(20)が先発に配置転換されることが26日、分かった。早ければ、4月中にも1軍で先発デビューする可能性もある。オープン戦初登板となった14日の広島戦(エスコン)では田村にソロ本塁打を浴びたが、22日のDeNA戦(同)では主力相手に2回完全投球で3奪三振。首脳陣が高卒3年目右腕の可能性を感じ、開幕目前で先発転向を決断した。
 その魅力は、1イニングだけではあり余る。14日に支配下契約を結んだばかりの福島が、早くも先発に転向することが決まった。すでに先発調整のため、千葉・鎌ケ谷での2軍練習に合流済み。開幕は2軍スタートとなったが、早ければ4月中の可能性もある1軍での先発デビューに向けて準備をスタートした。

 当初、球団は福島に中継ぎで経験を踏ませる方針だった。しかし22日のDeNA戦で1点ビハインドの8回から登板すると、150キロ超の直球を主体に2回完全3奪三振の快投を披露。その裏のサヨナラを呼び込み“プロ初勝利”を挙げるなど、1メートル90の大型右腕のポテンシャルの高さから、首脳陣は先発転向を決断した。

 高卒2年目だった昨季は2軍で17試合に登板し、うち9試合で先発。先発の場合は中8日で80球ほどの球数制限を設け、体づくりと並行しながら慎重に経験を踏んできた。今後はローテーションの間隔を詰めたり、球数を増やしながら体を“1軍仕様”に慣れさせていく方針だ。

 まずは、今月30日のイースタン・リーグのロッテ戦(鎌ケ谷)で先発転向後初登板する予定だ。将来のエース候補として期待される20歳の新星が、着実にスターへの階段を上がっていく。

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