北陵 延長11回サヨナラ負けも浦田監督は投手の粘りと守備に手応え

2024年04月21日 19:25

野球

北陵 延長11回サヨナラ負けも浦田監督は投手の粘りと守備に手応え
<北陵・大分>2番手で登板した北陵の末次 Photo By スポニチ
 【高校野球春季九州大会   北陵1―2大分 ( 2024年4月21日    佐賀県 みどりの森県営 )】 回を追うごとに強まる雨。それでも北陵ナインは集中力を切らさなかった。先発した江口未来(3年)が6回5安打無失点とゲームをつくった。2番手の末次滉志朗(3年)も好投したが、味方の援護がなく延長タイブレークに突入。
 10回に相手失策で先制したが、押し出し四球で同点に追いつかれる。1死満塁でスクイズを仕掛けてきたが、末次のフイールディングの良さで併殺に封じてピンチを脱出して守りきった。11回2死一、三塁で最後はサヨナラ打こそ浴びたが、奮闘した。

 明豊のコーチ時代にソフトバンクの今宮健太内野手(32)を指導した浦田豪志監督は「投手2人ともよく粘りましたし、守備も佐賀大会から立て直しを図ろうとやってきました。失策もありましたけど、よく我慢してくれた」とねぎらった。夏への財産にする。

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