カブス・今永が無傷の3連勝 初自責に初被弾も6回3失点と粘投 防御率は0・84に

2024年04月21日 11:02

野球

カブス・今永が無傷の3連勝 初自責に初被弾も6回3失点と粘投 防御率は0・84に
カブスの先発・今永(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   カブス5-3マーリンズ ( 2024年4月20日    シカゴ )】 カブスの今永昇太投手(30)が20日(日本時間21日)、本拠でのダブルヘッダー2試合目となるマーリンズ戦に先発。6回5安打3失点で無傷の3勝目を挙げた。
 3回まで相手打線をわずか1安打。ところが、1-0の4回1死からベルを遊撃の失策で出塁させると、次打者・アンダーソンに左翼線へ適時二塁打を浴び同点に。さらに次打者・チザムにも右前適時打を許して勝ち越し点を与え、開幕からの自責0がついにストップ。それでもA・ガルシアを遊ゴロ併殺に仕留め、大量失点だけは防いだ。

 ただ、1-2の6回には1死からベルに真ん中付近の直球を狙われ中堅左へソロを浴び、メジャー初被弾。打たれた瞬間、思わず「あっ」と顔をゆがめた。その後は2者連続三振と引きずらず92球でマウンドを降りた。

 粘投を続けた今永を打線も援護。1-3の6回に先頭・カナリオの左越えソロで1点差に迫ると、マーリンズは先発・ムニョスからベンダーに継投。そのベンダーを捉え、1死二、三塁からブッシュが左前に2点打を放ち逆転に成功。この回、一挙4点で先発左腕に勝利投手の権利をプレゼントした。

 5-3としたカブスは7回以降、救援陣がリードを死守し、チームは勝利。今永は3勝目を手にした。

 今永は前回13日(同14日)のマリナーズ戦は5回1/3を5安打1失点(自責0)、4奪三振でメジャー2勝目を挙げた。ここまで3試合計15回1/3を投げ、2勝0敗。失点は1ながら自責0で防御率0・00だった。

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