ドジャース指揮官 大谷翔平の得点圏での打撃について「ストライクゾーンをコントロールしなければ」

2024年04月21日 09:56

野球

ドジャース指揮官 大谷翔平の得点圏での打撃について「ストライクゾーンをコントロールしなければ」
試合後の会見に臨むドジャース・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース4―6メッツ ( 2024年4月21日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が20日(日本時間21日)、本拠でのメッツ戦に「2番・DH」で先発出場。第3打席に右翼線二塁打を放ち、6試合連続安打をマーク。今季最多となる1試合3個の四球を選んで好機を演出したが、6回1死満塁では空振り三振に倒れ、チームは4―6で競り負けて今季初の3連敗を喫した。
 チームは1番のムーキー・ベッツ、大谷、フレディ・フリーマンの3人で4安打を放ち、8個の四球を選んで好機を演出したが、4~9番までで計13三振。2度の満塁機を含む13残塁の拙攻は最近9試合で7敗目のチーム状態を象徴するような敗戦となった。

 大谷も2―5の6回は1死満塁と一発が出れば逆転の絶好機で空振り三振に倒れた。満塁機はこれまで通算打率.271だったが、今季はこれで3打数無安打。今季得点圏では21打数2安打で、得点圏打率は再び1割を切って.095となった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷に得点圏で積極的になりすぎていると助言したことについて問われると「翔平は素晴らしい活躍を見せている。彼はファンタスティック。彼はグレートな打者になりたいし、さらに上達したいと考えている。一般的に打者はバットを振りたいもの。それはよく分かる。しかし、ストライクゾーンをコントロールしなければならない。先日も話したが、ここ数日のようにストライクゾーンをコントロールし続ければ、見ていて本当に楽しい打席になるし、力強い打球も続くと思う。彼のプレーに本当に興奮している」と話した。

 また、3カード連続で負け越しが決まったことには「とにかく今やっていることを継続するしかない。誰も同情はしてくれない。正しい方法で試合をしなければならない。物事が好転することを期待している。攻撃面では1本のビッグヒット(本塁打など長打)を待つようなことはしたくない。それは良い選択ではない。良い打席を1つずつつくっていくしかない。きょうはフレディ(フリーマン)が良かった。勝つチャンスはあったが、それを生かすことができなかった。得点圏に走者を置いた場面の早いカウントでボールゾーンの球を追いかけるのは良い方法ではないが、今日は逆に仕掛けが遅れていた。明日はエース(グラスノー)が投げる。前回は体調不良だったが、もう治っている。明日の投球に期待したい」と話した。

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