大谷翔平 米報道陣から6問中4問得点機の質問受ける 打率.359も満塁機で三振し得点圏打率は.095

2024年04月21日 09:42

野球

大谷翔平 米報道陣から6問中4問得点機の質問受ける 打率.359も満塁機で三振し得点圏打率は.095
試合後、取材に応じるドジャース・大谷(中央)(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース4―6メッツ ( 2024年4月21日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が20日(日本時間21日)、本拠でのメッツ戦に「2番・DH」で先発出場。第3打席に右翼線二塁打を放ち、6試合連続安打をマーク。今季最多となる1試合3個の四球を選んで好機を演出したが、6回1死満塁では空振り三振に倒れ、チームは4―6で競り負けて今季初の3連敗を喫した。
 チームは1番のムーキー・ベッツ、大谷、フレディ・フリーマンの3人で4安打を放ち、8個の四球を選んで好機を演出したが、4~9番までで計13三振。2度の満塁機を含む13残塁の拙攻は最近9試合で7敗目のチーム状態を象徴するような敗戦となった。

 大谷も2―5の6回は1死満塁と一発が出れば逆転の絶好機で空振り三振に倒れた。満塁機はこれまで通算打率.271だったが、今季はこれで3打数無安打。今季得点圏では21打数2安打で、得点圏打率は再び1割を切って.095となった。

 試合後、米メディアは大谷に6個質問し、そのうち4個が得点機に関する質問をぶつけた。「得点圏で何か変えたことは?」との質問に、大谷は「特に変えないようにするのが変えたことかなと思うので、全打席どのようなシチュエーションでも自分の打撃をしっかりどんな状況でも変えずにいければなと思います」と答えた。

 次に「デーブ・ロバーツ監督が得点圏での積極性について話すと言っていたが、何か言われたか?」と聞かれると、大谷は「単純にゾーンが多少広がっているところかなと思う。アグレッシブなのが悪いとかではなくて、アグレッシブなゾーンが広がっている。スコアリングポジションじゃない場面は比較的しっかりできているので、そこを継続していこうということですね」と返答。「投手が苦戦している中、打線は得点圏でプレッシャーを感じている?」との質問には「もちろんビハインドのチャンスというのはプレッシャーかかると思いますけど、逆に言えばそれだけ多くのチャンスをつくれているところは自信を持っていいんじゃないかと思う。そこから先は数をこなすことで改善されてくることもあるので、そこは個人、個人のやり方次第かなと思います」と答えた。

 最後の「2度の満塁で得点機で点を取れないのはフラストレーションがたまる?それとも数をこなせば解決する?」との質問に、大谷は「どちらもあるんじゃないですかね。フラストレーションももちろんたまると思いますけど、さっきも言ったように早く切り替えないといけない。終わったことをいつまでも。もちろん反省はしますけど、引きずっていてもしょうがないことなので。反省しつつ明日に臨みたいと思います」と切り替えを強調していた。

おすすめテーマ

2024年04月21日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム