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日米通算200勝王手のダルビッシュが7回2安打無失点 9奪三振の好投で勝利投手の権利がっちりゲット

2024年05月20日 10:37

野球

日米通算200勝王手のダルビッシュが7回2安打無失点 9奪三振の好投で勝利投手の権利がっちりゲット
ブレーブス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   パドレス-ブレーブス ( 2024年5月19日    アトランタ )】 日米通算200勝に王手をかけているパドレスのダルビッシュ有投手(37)が19日(日本時間20日)、敵地トゥルーイスト・パークでのブレーブス戦に先発。7回2安打無失点と好投し、勝利投手の権利を手にした。
 本来は18日(同19日)の同戦に先発予定だったが、雨天中止となりスライド先発。それでもベテランらしく影響を感じさせず、立ち上がりは2死から3番・オズナに三塁線を破る二塁打を許したが、オルソンをナックルカーブで3球三振に仕留めた。

 2回も先頭・アルシアに内野安打を許したが、続くハリスを三ゴロ併殺。ナックルカーブを織り交ぜ緩急をうまく駆使し3回以降は相手打線を無安打に封じ、今季最多9三振を奪った。

 8回からは2番手・モレホンがマウンドへ。ダルビッシュは7回99球でお役御免となった。

 これで4月14日(同15日)のドジャース戦の5回から25イニング連続無失点となり、レンジャーズ時代の2013年にマークした18回を抜き、メジャー自己最長となった。

 打線も初回にクロネンワースの8号2ランなどで3点を先制すると、4回にはタティス、プロファーの連続適時二塁打などで4点を加え、相手先発・エルダーをKO。5回までに8点を奪い強力援護した。

 ダルビッシュは今季ここまで8試合で3勝1敗、防御率2.43。前回12日のドジャース戦は大谷翔平が欠場するも5回2死まで完全投球を見せ、7回2安打無失点で勝利投手となり3連勝と好調を維持。前回登板後には「なるべく早く(200勝を)達成して気が楽になりたい」と語った。

 過去に日米通算200勝を達成しているのは元ドジャースの野茂英雄(日本78勝、米国123勝=計201勝)と元ドジャースの黒田博樹(日本124勝、米国79勝=計203勝)の2人だけ。

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