ダルビッシュ プロ入り直後は「練習したくない人だった」200勝は「気が遠くなる数字」「よく頑張った」

2024年05月20日 12:10

野球

ダルビッシュ プロ入り直後は「練習したくない人だった」200勝は「気が遠くなる数字」「よく頑張った」
ブレーブス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   パドレス9-1ブレーブス ( 2024年5月19日    アトランタ )】 パドレスのダルビッシュ有投手(37)が19日(日本時間20日)、敵地でのブレーブス戦に先発。7回2安打無失点と好投し、今季4勝目を挙げ、史上3人目となる日米通算200勝を達成した。試合後、改めて「200勝」という数字を振り返った。
 プロ20年目で200勝達成に「正直、本当に実感というのが、ないので、うーん。特にないですけど、とりあえず1回、200には届いたのでホッとしてます」と率直な心境を口にした。

 そして、200勝を支えてくれたものとして「近年だったら、もちろん家族がすごいヘルプしてくれてるので、そこは頑張る原動力になってますし、もちろんファンの方もずっといろんな言葉とか送ってくれたりしてるので、自分が良くない時も。そういうところが力になってるかなと思います」と家族の支え、ファンの叱咤激励が力になっていると感謝した。

 また、高卒でプロ入りした2005年当時に200勝がどういうイメージだったか、尋ねられると「うーん。本当に練習したくない人だったので、そんなことまったく考えてなかったです」と告白。続けて「覚えてるのは最初、札幌ドームで西武戦で西口(文也)さんが投げられてて、すごく好きな投手だったんですけど、先輩の小田(智之)さんに“(西口さんは)すごい勝てる投手だから、ちゃんと見て勉強しろよ”って言われて、その時167勝だったので、すごいなって思ってたので、気が遠くなるような数字ですし、自分がそこまで行けたってのはすごくよく頑張ったなと思います」としみじみと実感を口にした。

 次に目指すものには「201勝目ですね」ときっぱり。「次の試合はまたホームで投げると思うので、その試合をしっかり長いイニング投げられるように調整していきたいと思います」と次の1勝へまた努力すると意気込んだ。

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