【一問一答】山本由伸は高い可能性でIL入り 先発回避は考えなかったとドジャース指揮官

2024年06月16日 14:00

野球

【一問一答】山本由伸は高い可能性でIL入り 先発回避は考えなかったとドジャース指揮官
試合前にストレッチしながらベンチに向かうドジャース・山本(左から2人目) (AP) Photo By AP
 【インターリーグ   ドジャース 2-7 ロイヤルズ ( 2024年6月15日    ロサンゼルス )】 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は15日(日本時間16日)、本拠ロイヤルズ戦に先発しながら上腕三頭筋の張りのため2回、28球で降板した山本由伸投手(25)は負傷者リスト(IL)入りの可能性が高いとの見通しを示した。
 ロバーツ監督との一問一答は以下のとおり。

 ――由伸について。

 「次のステップは医師と相談することになる。明日(16日)の診察の様子を見る。検査が必要かどうかも見極める。前回先発(7日のヤンキース戦)の2日後くらいに痛み(sore)があると言ってきた。我々は常にコミュニケーションを取っている。シーズン中、痛みは感じるものだ。その時点では先発できると感じていた。我々は危険な状態と感じたら投げさせることはしない。2回が終わった後、彼の上腕三頭筋は硬くなっていた。それで交代した」

 「もっと情報が分かるまでは彼の言った通りだと思う。それが彼の気持ちだ。今、彼の言っていることは彼が感じていることだ。それ以上のことがあるかどうかは分からない」

 ――登板回避は考えなかったか。

 「それはない。タイラー(グラスノー)だって明日や明後日に痛みが出ることはある。それを乗り越えて投球し先発を果たす。彼が痛みを抱えていることは知っていた。だから先発を遅らせた。でも2回までになり、3回はマウンドへ戻れないとは思わなかった。彼が登板できないと分かっていたら何か手を打った」

 ――コーチには痛みを知らせていたのか。

 「その会話はしていない。彼が今日もしくは明後日の先発に間に合わないと感じたことがないことは知っている。繰り返しになるが私はケガの可能性のある投手を登板させない。選手を信頼し、話を聞き、彼が投げられると感じた。だから投げられないという知らせを受けたときはそう判断した。彼らを危険な目にあわせないようにしたいだけだ」

 ――負傷者リストの可能性は。

 「高い可能性がある」

 山本は7日(同8日)のヤンキース戦でメジャー自身最多の106球を投げ、7回2安打無失点と好投。当初は13日(同14日)のレンジャーズ戦に先発予定だったが、中7日でのロイヤルズ戦先発に変更されていた。試合後は肩の張りについて「今週多少感じていて、状態が多少良くなったので今日の試合に登板することになった。少し気になりながらの登板だった。投げていく中で少しずつ張りが強くなってるのが分かったので、早めにコーチに言って交代させてもらいました」と明かし、負傷者リスト入りの判断については「どんな感じかわからないけど、感覚的にはそんなに長くなるような間隔ではないと思います」と話した。

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