オリックス・西川が決勝3ラン 初の京セラドームお立ち台「マツダと違った雰囲気でした」

2024年06月16日 05:00

野球

オリックス・西川が決勝3ラン 初の京セラドームお立ち台「マツダと違った雰囲気でした」
<オ・ヤ>3回、勝ち越しの3ランを放ったオリックス・西川(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【交流戦   オリックス9ー3ヤクルト ( 2024年6月15日    京セラD )】 「不敗神話」ができつつあるオリックスの4番が、打線爆発の引き金となった。3回だ。1―1に追いつき、なお1死一、三塁で、西川が本拠地初本塁打となる右越え2号決勝3ラン。4番で打点を挙げれば6戦6勝という勝負強さで、2年連続の交流戦勝ち越しに導いた。
 「ここ最近4番を打たせてもらって、還すのが仕事なので。多少のプレッシャーも感じながら打席に立てている。それできょう打てたので、なお良かったかなと思います」

 開幕当初は苦しんだ天才打者が、打順の真ん中に座って本領を取り戻した。5日DeNA戦から4番に定着。6日の同戦から9日の巨人戦まで4試合連続決勝打を記録する離れ業を演じた。広島時代の直近2年間で11打数6安打と得意としていたサイスニードからの一発が月間5度目の勝利打点。こちらは自己最多を更新した。

 京セラドームのお立ち台も初。「独特で、マツダと違った雰囲気でした」と新鮮な景色を楽しんだ。この3連戦は「大阪代表バファローズ高校」という設定で、選手を高校球児に見立てたイベントが実施された。高校野球風に「4番・指名打者 西川君」とコールされて打席に入り、ビジョンには敦賀気比(福井)時代の、お宝写真も映された。

 「写真はちょっと恥ずかしい。見ないようにしています。オリックスらしいなと」

 大幅にオーダーを入れ替えた打線で今季3度目の先発全員安打をマークし、今季最多19安打。中嶋監督も「西川のホームランが一番大きい」と振り返る大仕事で、7連勝後に連敗した悪い流れを振り払った。(山添 晴治)

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