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【福岡六大学野球】九産大が4連覇に王手 ドラフト上位候補の遊撃手、浦田俊輔がけん引

2024年10月07日 06:00

野球

【福岡六大学野球】九産大が4連覇に王手 ドラフト上位候補の遊撃手、浦田俊輔がけん引
<福工大・九産大>初回に中前打で出塁した九産大・浦田 Photo By スポニチ
 【福岡六大学野球第5週2日目   九産大3―1福工大 ( 2024年10月6日    福岡市・福工大FITスタジアム )】 九産大はドラフト上位候補の遊撃手、浦田俊輔(4年)が先制得点を挙げてけん引し優勝に王手を懸けた。前日に苦杯を喫した福工大から初回、浦田の先頭打者安打を足場に先制。エース右腕、水崎康平(3年)が連投で3回を完全救援した。九産大は7勝1敗。2位の福工大、日経大、九共大は5勝3敗。九産大は最終週の2試合で1勝すれば優勝が決まる。
 リーグ4連覇へ、連敗はしない。九産大はプロ注目の浦田が先陣を切った。「初回は絶対に塁に出て、先制点に結びつけようと思った。打ったのは真っすぐ」。俊足好打の1番打者は初回、鮮やかに中前打を決めると送りバントで二進。3番・市丸紘樹(4年)の右前打で快足を飛ばしてホームを踏み、わずか13球での先制得点。その後は満塁押し出しもあり2点を挙げた。

 24日のドラフト会議を前に猛アピールだ。1安打1四球のこの日は盗塁こそなかったが浦田は「タイトルを獲りたい」の宣言通り安打(17)、得点(12)でトップ、打率(・500)と盗塁(6)は2位とあって“4冠”も有望。チームの4季連続Vとタイトルを手にドラフト指名を待つつもりだ。

 マウンドでは前日、完封目前の9回に同点ソロ本塁打を浴びて降板した水崎が「昨日は悔しかった。今日は厳しくコースを攻めて取り返そうと思った」と連投志願で3回を完全救援した。「初回の2点は大きかった。水崎も気合の入った投球をしてくれた」と大久保哲也監督は投打のヒーローを称えた。 (中島 泉)

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