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中日・小笠原がメジャー挑戦へ 今オフのポスティング視野、球団側と一昨年オフから意見交換

2024年10月07日 05:45

野球

中日・小笠原がメジャー挑戦へ 今オフのポスティング視野、球団側と一昨年オフから意見交換
<中・D>今季最終戦を終え、ナインとともに場内一周する小笠原(中央)(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日0―2DeNA ( 2024年10月6日    バンテリンD )】 中日・小笠原慎之介投手(26)が今オフ、ポスティングシステムによる大リーグ挑戦の可能性を視野に、球団と話し合いを持つことが6日、分かった。今後も熟考を重ねながら、球団に正式に意向を伝え、交渉していく。
 幼少期から憧れた世界最高峰の舞台を目指す。「サバシアが好きで、よく見ていました」。ヤンキースなどで通算251勝を挙げた07年のサイ・ヤング賞左腕に夢中だった。米大手エージェント、WME社と代理人契約を結んでおり、球団とは一昨年オフから、さまざまな可能性を話し合ってきた。容認されるかは未定ながら、球団側も小笠原の思いは理解しており、丁寧に意見交換する方針だ。

 チーム思いの性格で知られる。通常、先発投手は登板日以外はベンチ外となり、早帰りするものだが、左腕は遠征先でも遅くまで球場に残った。ナインの奮闘に視線を送り、声をからし、ともに戦う姿勢を示してきた。

 9年目の今季は24試合で5勝11敗、防御率3・12ながら、4年連続で規定投球回に到達。試合数が多く、中4日など登板間隔も短いメジャーを目指す上で、このタフネスぶりは大きなアピールポイントだ。球団で同システムを利用して夢舞台に挑むのは、03年大塚晶則以来2人目。あす8日に27歳の誕生日を迎える左腕が、新たなスタートを切る。

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