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西武、西口文也2軍監督の新監督就任を正式発表 渡辺GM兼監督代行と松井稼頭央監督は退団

2024年10月09日 22:50

野球

西武、西口文也2軍監督の新監督就任を正式発表 渡辺GM兼監督代行と松井稼頭央監督は退団
西武の(左から)渡辺GM兼監督代行、西口2軍監督、松井稼頭央監督 Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武―楽天 ( 2024年10月9日    楽天モバイル )】 西武は9日、敵地・楽天モバイルで楽天と対戦し、2―2の引き分けでレギュラーシーズン最終戦を終えた。試合後に来季新監督として西口文也2軍監督(52)が就任することを発表した。渡辺久信GM兼監督代行(59)、休養中の松井稼頭央監督(48)は退団する。
 今季は球団史上ワーストとなるシーズン91敗を喫し、3年ぶりの最下位で終戦。今季途中から松井稼頭央監督が休養し、交流戦から渡辺GMが監督代行を兼任したが、立て直すには至らなかった。1日の本拠地最終戦では「ファンに悔しく、つらい思いをさせてしまい申し訳ありません」と謝罪。今後は西口政権の組閣を進め、西武一筋のレジェンド右腕の下、新生ライオンズが歴史的な低迷からの逆襲を期す。

 西口氏は15年の引退後は1、2軍投手コーチを計5年、2軍監督を3年にわたり歴任。今季、指揮を執った2軍は3位ながら、イースタン・リーグで首位争いを繰り広げた。

 ◇西口 文也(にしぐち・ふみや)1972年(昭47)9月26日生まれ、和歌山県出身の52歳。県和歌山商では甲子園出場なし。立正大を経て94年ドラフト3位で西武に入団。97年に15勝を挙げ最多勝、沢村賞、MVP、最多奪三振、最高勝率のタイトルを獲得。98年にも最多勝、最多奪三振。ベストナイン2度、ゴールデングラブ賞3度。15年に現役引退し、通算成績は436試合で182勝118敗6セーブ、防御率3.73。1、2軍投手コーチを歴任し、22年から2軍監督。右投げ右打ち。

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