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オリ・古田島 不変の“優勝スタイル”で「50登板&防御率0点台」超えへ 岸田新監督の「熱」に呼応

2024年10月13日 05:00

野球

オリ・古田島 不変の“優勝スタイル”で「50登板&防御率0点台」超えへ 岸田新監督の「熱」に呼応
オリックス・古田島 Photo By スポニチ
 オリックス・古田島が不変の情熱投球で、岸田新監督が率いる来季もチームに貢献することを誓った。気迫を全面に押し出す投球で、パ・リーグ新人では初の「50登板&防御率0点台(0・79)」を達成。スタイルを変えず、今季の成績よりさらに上を目指す覚悟だ。
 「来年(相手に)データも入ってきた中で、これ以上を目標にしていかないといけないと思うんで。正直キツいと思いますけど、でもプレッシャーは作るも消すも自分次第。他の人ができない経験をできたので、繋げないと意味がない。勝負は来年だと思います」

 マウンド上の所作、そして最後の打者を打ち取った際のガッツポーズからファンの間では「#古田島優勝」が定着し、グッズ化もされた。常に闘志全開の理由を「そうじゃなきゃ、僕程度の投手は抑えられないと思っている。食うか食われるかの世界だと思いますし、かっこよくうまくやろうとして打たれたらすごく後悔するんで」と力説する。

 来季から指揮を執る岸田新監督と同じく、社会人からプロ入り。投手コーチだった今季は「ブルペンで今から(マウンドに)行くって時に、落ち着くことができる言葉をポロって言ってもらったり」と、事あるごとに助言を受けてきた。

 新指揮官は就任会見で「プロ野球はお客さんに見てもらう商売。熱い気持ちをフィールドの場でパフォーマンスすることが最大の仕事だと、選手の時から思っていた。情熱を持ってやっていくことを大事にやっていきたい」と宣言。岸田新監督からはシーズン中、「最初の方なんで抑えているんだろうなって時に、“いい気持ち持ってるわ”と伝えられた」という古田島も、「求められたところで100%結果を出すことが、(岸田)マモさんの評価にもつながると思う。投手出身の監督となると、どうしても投手の起用について多分周りは口うるさく言うことになると思うので。そこはワンチームで、変わらず先発、中継ぎと試合を作っていけたら最高なので。僕がやることは変わらず、言われたところをやるだけ」と、来季への熱い思いを口にした。
   (阪井 日向)

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