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ロッテ・吉井監督「負けの原因はこっちの…」サヨナラ負けに反省の弁 「選手はよく頑張った」

2024年10月13日 18:38

野球

ロッテ・吉井監督「負けの原因はこっちの…」サヨナラ負けに反省の弁 「選手はよく頑張った」
<日・ロ>7回のピンチを横山に託す吉井監督(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パCSファーストS第2戦   ロッテ2―3日本ハム ( 2024年10月13日    エスコンF )】 ロッテは13日、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ、日本ハムとの第2戦で延長10回サヨナラ負けを喫し、ファイナルステージ進出は、14日の第3戦に持ち越しとなった。1勝1敗で迎える第3戦は、3位のロッテとしては勝つしかない状況となった。
 4回まで日本ハム先発の金村の前に1安打に抑えられていたが、0―0で迎えた5回だった。2死無走者から安田が、金村の投じた初球、120キロの低めのカーブに反応し、右翼席に先制ソロを叩き込んだ。さらに6回には、3番に起用された角中が7回に右越えソロで突き放した。

 先発の小島は3回まで毎回先頭打者に安打を許したが、後続を冷静に打ち取る。安打を許しても低めに球を集め、連打を許さず、6回まで無失点に抑えた。2点リードの7回、2四球で1死一、二塁のピンチを招いたところで、吉井監督は2番手の横山への継投を決断。続くマルティネスの打席で暴投で1死二、三塁のピンチが拡大したが、横山はマルティネスの遊ゴロによる1点に食い止めた。

 しかし、1点リードのまま迎えた9回だった。守護神の益田が1死から万波に左越え同点ソロを浴びる。延長戦にもつれ込んだ10回には、5番手の沢村が2死一、三塁から途中出場の浅間にサヨナラ打を浴びた。

 吉井監督は試合後、サヨナラ打を浴びた沢村について「沢村はいつもどおりだったと思います。しょうがないです」とかばった。

 先発の小島について「小島は良かった。今日の負けの原因はこっちの小島の代えどきをちょっと間違えたかなと思ってて、7回頭から代えるべきだった。毎回ランナー出てたのでね。普通のゲームだったらいけるんですけど、こういうゲームはいつも以上に力が入ってるので、ちょっとこう体力どれくらい残ってるかっていうのを見誤ったかな。選手たちはよく頑張ってくれました」と述べた。

 同点ソロを許した益田についても「真っすぐだったんですかね。横から見ていたので高さしか分からなかったけれども、打った方がすごいんじゃないですか」と相手に脱帽。

 打線がつながりを欠く中で明日の第3戦に向かう。「調子上がっていない選手が何人かいるので、なかなか打線がつながらないですけど、いるメンバーでやるしかないので明日も考えながらやっていきたいと思います」と話した。

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