【侍ジャパン】井上温大、万全調整で「プレミア12」初戦先発へ「最高の投球ができるよう」 3回完全5K

2024年11月05日 14:13

野球

【侍ジャパン】井上温大、万全調整で「プレミア12」初戦先発へ「最高の投球ができるよう」 3回完全5K
侍ジャパン練習試合<日本・広>日本先発の井上(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【練習試合   侍ジャパンー広島 ( 2024年11月5日    清武 )】 侍ジャパンの井上温大投手(23=巨人)が国際大会「ラグザスpresents第3回プレミア12」に向けての初実戦となる練習試合に先発。3回パーフェクト、5つの三振を奪うなど、大会に向けて万全の調整ぶりを示した。
 初回から安定感抜群だった。初回、先頭の佐藤を直球で投ゴロに仕留めると、続く内田は外角へのチェンジアップで見逃し三振。3番・田村は外角スライダーで二ゴロに打ち取り、3者凡退で初回を終えた。

 2回も危なげなく終えると圧巻は3回だ。先頭の仲田をスライダー、続く石原はフォークボール、さらに最後は中村貴を直球とすべて違う球種で3者連続の空振り三振。2回2死からの末包から、4者連続三振を記録するなど完璧な内容に「自分の持っている球種を全部投げて、ある程度コントロールできていて、三振も何個か取れていたので、自分の中ではいい調整ができたと思います」と笑顔を見せた。

 5年目の今季、シーズンでは25試合に登板し、8勝5敗、防御率2.76と安定した数字を残した。日の丸を背負った舞台でも変わらず、存分に示した持ち味の安定感。井端監督も、すでに日本の開幕戦となる13日のオーストラリア戦(バンテリンドーム)の先発に、抜てきする方針を明言している。

 左腕は言葉に力を込める。「いい調子でこの試合を終えられたので、その試合までの時間を有意義に使って、その試合で最高のピッチングができるようにやっていきたい」。連覇を狙う侍のスタートダッシュはこの男にかかっている。

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