【ボクシング】ユーリ阿久井 仕切り直しの世界初挑戦へ「絶対に世界チャンピオンになる」

2023年12月14日 19:55

格闘技

【ボクシング】ユーリ阿久井 仕切り直しの世界初挑戦へ「絶対に世界チャンピオンになる」
<ボクシング会見>意気込みを語るユーリ阿久井(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 プロボクシングWBA世界フライ級1位ユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)が1月23日にエディオンアリーナ大阪で同級王者アルテム・ダラキアン(36=ウクライナ)とWBA世界タイトルマッチを行うことが14日、都内で発表された。
 岡山県出身のユーリは父・一彦氏、伯父・赤沢貴之さんがともに元プロボクサー。WBC世界フライ級王者・勇利アルバチャコフに顔が似ているとの理由でリングネームがついた。19年には日本フライ級王者となり、3度の防衛に成功した。

 ダラキアンとは当初、11月15日に対戦予定だったが、同興行出場予定だったWBA世界バンタム級王者の井上拓真(27=大橋)が練習中に左肋骨(ろっこつ)を骨折したことで延期となっていた。仕切り直しとなった初の世界戦に向けユーリは「一度は延期になったが、絶対に世界チャンピオンになります」と改めて宣言した。

 延期には「まじか、という感じでした」と率直な感想も。気持ちを切り替えられず、約一週間の休養を経てからジムワークを再開したことも明かした。「(延期前の)11月15日の調整だったら勢いでいけたが、延期になって現実に引き戻された感じ。やっと世界戦だなと(いう感情が)じわじわきたし、もっとしっかり練習しないとな、と思った」と気を入れ直してダラキアン戦に臨む。

 延期前同様に、来週からは東京を拠点に約1カ月の実戦練習を行う予定。また両国国技館開催から大阪に変更となったことで「岡山からも近いんで知り合いも応援に来やすいと思うのでそこはうれしい」と話し、「今は世界チャンピオンになることしか考えていない。自分の右が当たれば倒せる」と自信満々に話した。

 興行はプライムビデオが独占ライブ配信する。

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