木戸修さん急逝 新日初期からの盟友・新間寿氏「本当に猪木さんのためにという人だった」

2023年12月14日 20:18

格闘技

木戸修さん急逝 新日初期からの盟友・新間寿氏「本当に猪木さんのためにという人だった」
藤波辰爾に脇固めを決める木戸修さん(2001年撮影) Photo By スポニチ
 新日本プロレスなどで活躍した元プロレスラーの木戸修(きど・おさむ)さんが11日午後に死去したことが14日、分かった。
 木戸さんとともに新日本プロレスの初期から支え、現在は「ストロングスタイルプロレス」の代表理事を務める新間寿(しんま・ひさし)氏(88)は本紙の取材に「素晴らしい人だった。いなくなったと思うと涙が出る」と思いをはせた。

 「あの時の新日本プロレスはとにかく練習していてね。木戸はとにかく練習していた」と思い返し、「本当に猪木さんのためにという人だった」と新日本プロレスを旗揚げし、昨年10月に亡くなったアントニオ猪木さん(享年79)のために尽力していた木戸さんの思い出を語った。それだけ猪木さんを思っていただけに「木戸さんの生前に猪木さんをしのぶ会をにやってあげたかった」と心残りを口にした。

 “いぶし銀”と呼ばれた木戸さんはリングを離れると周りを立てる人だったといい、「口を開くことが少なく、常にニコニコしていた」と振り返った。娘の愛さんがプロゴルファーになると「どうかな」と常に成績を気にする親としての一面をみせていたという。

 木戸さんの思い出に残っている試合を尋ねると「星野勘太郎とやった国技館かな」と両国国技館で行われた星野さんの引退試合をあげた。また近年は、顔を合わせる機会はなかったといい「本当に残念で、生前に猪木さんをしのぶ会をやってあげたかった。向こうで猪木さんと会っているのかな」としのんだ。
 

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