田中恒成「4階級制覇をKOで成し遂げたい」見据える先は井岡にリベンジ果たして4団体統一

2023年12月14日 17:46

格闘技

田中恒成「4階級制覇をKOで成し遂げたい」見据える先は井岡にリベンジ果たして4団体統一
<ボクシング会見>次戦が発表された田中(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 プロボクシングの元世界3階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級1位の田中恒成(28=畑中)が2月24日に東京・両国国技館で同級2位のクリスチャン・バカセグア(26=メキシコ)との王座決定戦を行うことが、14日に発表され、都内のホテルで会見を行った。
 田中は20年12月31日に井岡一翔(志成)に敗れて以来、約3年ぶりの世界戦。「3年前に成し遂げられなかった4階級制覇を、今回は成長したボクシングを見せつつKOで成し遂げたい」と意気込みを述べた。

 井岡に挑んだ3年前の大みそかは「人生で一番大きなチャンスの試合」だった。そこで敗れ「自信を失ったり諦めそうになったり、逃げ出しそうになった」という。それでも己と向き合って再起を期し「精神的にぶれない自分が少しずつできてきた」と一回り強くなった。ようやく待ち望んだ世界戦が決まり「早く挑戦したかった。ちゃんとここまでたどり着けたな」と感慨を込めた。

 まずはこの試合に勝って4階級制覇を果たすことが大前提。そしてその先は「この階級のチャンピオン全員を倒すことを目標にやっている」と4団体統一を見据えた。スーパーフライ級のWBA現王者は井岡。「僕の気持ちとしては、4団体統一もしたいし井岡選手にリベンジもしたい」と闘志を燃やした。

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