氷川きよし、復活 活動休止から1年4カ月…8月に公演 事務所から独立→新会社「KIIZNA」設立
2024年04月28日 05:00
芸能
演歌界は春日八郎や三橋美智也の第1世代から数え、氷川は第5世代とされる。続く第6世代にはNHK紅白歌合戦常連組の三山ひろし(43)と山内惠介(40)ら。氷川が不在の間、そのポストを目指して争いがさらに激化していたのが第7世代だった。
その中でも長良プロ所属の辰巳ゆうと(26)をはじめ、青山新(23)、二見颯一(25)、彩青(21)は「演歌の灯を消すな」と立ち上げた演歌推進プロジェクト「我ら演歌第7世代!」に属する4人。人気、実力ともに十分で、今年3月に同プロジェクトを卒業した新浜レオン(27)の勢いもすさまじい。氷川の復帰は演歌界全体を盛り上げることは間違いないだろう。
◇氷川 きよし(ひかわ・きよし)1977年(昭52)9月6日生まれ、福岡県出身の46歳。00年に「箱根八里の半次郎」でデビュー。日本レコード大賞では00年に最優秀新人賞、03年の最優秀歌唱賞、06年に大賞を受賞し3冠を達成。愛称の「kiina」は従来の「kii」と、ありのまま生きるという思いを込めた「natural」を掛け合わせている。
≪氷川きよしの歩み≫
▼2000年2月 ビートたけしが命名しデビュー
▼同12月 日本レコード大賞の最優秀新人賞を受賞。NHK紅白歌合戦に初出場
▼02年10月 NHK連続テレビ小説「まんてん」で俳優デビュー
▼03年12月 レコ大の最優秀歌唱賞を受賞。紅白にトリ前で出場
▼06年12月 「一剣」でレコ大を受賞
▼08年12月 紅白で初の大トリを担当。歌唱曲は「きよしのズンドコ節」
▼09年10月 日本武道館でデビュー10周年記念公演を開催
▼12年5月 長良プロの会長で育ての親だった長良じゅんさんが死去。大きなショックを受ける
▼17年2月 アニメ「ドラゴンボール超」のオープニング曲でロックナンバーの「限界突破×サバイバー」を担当
▼19年12月 紅白で「限界突破…」を披露。ヘッドバンギングを見せる激しいパフォーマンスで視聴者を驚かせる
▼19年2月 デビュー20周年記念公演を中野サンプラザで開催
▼22年12月 紅白のステージで歌手活動を休止
▼24年4月 長良プロからの独立と新会社設立を発表