乙武洋匡氏 悔し涙浮かべ敗戦の弁 衆院東京15区で惨敗 小池知事の支援も実らず「私自身の力不足」

2024年04月28日 20:14

芸能

乙武洋匡氏 悔し涙浮かべ敗戦の弁 衆院東京15区で惨敗 小池知事の支援も実らず「私自身の力不足」
選挙事務所に現れ敗戦の弁を悔しげに述べる乙武洋匡氏(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 NHKは28日、公選法違反事件を巡る柿沢未途氏=自民離党=の辞職に伴う衆院東京15区(江東区)の同日に行われた補欠選挙について、投票が締め切られた午後8時に立憲民主党新人の元江東区議酒井菜摘氏(37)の当選確実を報じた。
 同区には、酒井氏のほか、東京都の小池百合子知事が支援した無所属新人の作家乙武洋匡氏(48)=国民推薦、日本維新の会新人の元会社員金沢結衣氏(33)=教育推薦、諸派新人の大学客員教授飯山陽氏(48)ら計9人が立候補した。

 NHKの速報で〝秒殺〟された乙武氏は報道陣の前に姿を現し「残念ながら当選という結果にはなりませんでした。私自身の力不足を感じております。選挙戦では多くの人に支えてもらったことに感謝するとともに、この結果に対して申し訳なく思っています」と悔し涙を浮かべて述べた。

 乙武氏は22年の参院選にも立候補したが、落選。2年前の雪辱はならなかった。都政関係者は「過去に報じられた女性問題などをめぐり、公明が推薦を見送った。無党派層にも女性問題のイメージを払拭しきれなかった」と指摘した。選挙戦中にも、ほかの立候補者が、この過去に報じられた女性問題について、街頭で大音量で意見を主張。乙武氏の陣営では「妨害行為」があったとし、街頭演説の方法など選挙戦略を見直して臨む戦いとなっていた。小池氏も何度も街頭演説に駆け付けたが、結果は出せなかった。

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