岩崎宏美 「凄い立派、素敵だな」と思っていた同い年の大スター 楽屋での素顔明かし「落ち着いていて」
2024年04月29日 13:56
芸能
当時の歌手は楽屋は大部屋で他の出演者と同じになることが多かったというだけに、「同い年なんですけど、凄いはっきり落ち着いていて。やはり楽屋が一緒だったら、マネジャーとの対話も全部見られるわけですよ。新聞の取材とかも隅でやってれば全部受け答えとかも聞けますし」と話した。
「そんな時に百恵ちゃんは声を荒げたりしないんですけども、“いえ、そんな話は私は聞いておりませんでした”とかちゃんと敬語で」としっかりとした受け答えをしていたと山口さんの素顔を回顧。「マネジャーとの会話が“えっ、ほんとですか?”とかそういうのじゃない」と感心したように明かした。
「だって21歳で引退されているので、それ10代の頃だと思うんですけど」と話すとスタジオからは驚きの声が。「本当にねえ、百恵ちゃんって凄い立派、素敵だなと思ってました」としみじみと話した。
また楽屋でアイドルが集まって「恋愛の話をしたこともありますよ」と宏美。「本当に凄い盛り上がっちゃって、最後にこう泣いちゃって」「ちょうどその時音楽祭だったんですけど。あたしは新人で、(桜田)淳子ちゃんや、百恵ちゃんや(森)昌子ちゃんみんないて。6、7人で泣いて。“この気持ち大事にしよう”って言って終わったんですよ」と回顧した。
すると、武道館での本番を迎え、舞台の袖まで行くとファンの大歓声が。それでも宏美は楽屋での話に「まだ感動してたんですけど」と言うが、「そしたらそこで桜田淳子さんがメンバーをパーッと集めて、“ねえみんな、さっきはあんな話したけど、でも私たちにはファンがいるのよ!”って」言われたという。
「あれっ」と思ったという宏美だったが、「でもその時に百恵ちゃんがパッと。私の顔色が変わってたんでしょうね。鼻が膨らんで怒ってたんだと思うんですけど、その時に百恵ちゃんが“宏美ちゃん、そんな顔しちゃだめよ”って。“これから本番なんだから。今淳子ちゃんがそういうふうに言ってくれた。そういう人だって分かっただけで良かったんじゃない?”みたいなことを」言ってくれたと振り返った。
「その時16(歳)、大人なの」と山口さんについて語ると、「淳子ちゃんは淳子ちゃんで、そういう意味ではプロでしたね」とも語った。