宇多田ヒカル 8歳の息子に聴いてもらいたい日本の歌明かす 自身は「ほとんど知らなかった」
2024年04月29日 19:52
芸能
宇多田はロンドンに住み始めてから、日本語を話すことがあまりなかったことで「読むくらい。話し言葉よりもっと高次元で整理整頓された、削ぎ落された日本語。しかも文学的なのに触れていた」ことで日本語への意識が変化したという。
そんな中、「日本語で歌い始めた時、私が日本語の童謡をほとんど知らなかったんです。息子には日本語の童謡を聴いていてほしいなと思って」と明かした。
さらに「自分が分からないからボタンを押すとそういう曲が流れる本があって、それを私も聴いて覚えて一緒に歌ったりした。ぞうさんとか…。こんな歌詞なんだ、泣いちゃう」と振り返っていた。
また、歌詞については「日本語の方が好き」と語り「自由度がすごく高いんですよ。語尾だって、敬語にもできるし、だよ、だぜ、だ、だもん、何でもありじゃないですか。そこで、言っていることのニュアンスが全然違うし。主語がいらない言語なので、それがすごく面白いです」とバイリンガルならではの感想も明かしていた。