NHK・Eテレでは5月4日に「性・ジェンダーを考える日」と題し、終日にわたり特別編成を行う。午後8時から同9時30分には「はなしちゃお!スペシャル」を放送。「性」についての知識を届けてきた番組で、今回は90分拡大版となる。
2022年にパイロット版として放送され、その後何度かの特番を経て現在は年に6本の定時番組に昇格した。同番組を手がける真野修一氏は「性をテーマにした番組をやりたいという若いディレクターの意思を尊重し、有志で意見を出し合った」と番組が誕生した経緯を説明。特番化されるのも番組がスタートして以来初めて。外国人留学生のゲストらを招き「童貞・処女」に関して討論したり、キスやハグなどによる身体的な接触を人がどう“気持ち良い”と感じるかなど、さまざまなテーマで性を考える。
真野氏は「性に関するテーマを、学問の視点から考えるきっかけにしてもらおうという試み。身近な性だが、大人の方でも知らないことだらけだと思う」と番組の意義を強調した。