柏木由紀 ラストスピーチで大粒の涙「天職でした。本当にAKBを選んでよかった」走り抜けた17年
2024年04月30日 21:11
芸能
スピーチの後には、サプライズで総合プロデューサーの秋元康氏(65)からの手紙が読み上げられた。「決して恵まれたポジションじゃなくても、愚痴をいうことなくいつも笑顔で頑張っていた。いつまでも応援しています」という恩師からの言葉に、涙が止まらなかった。
それでもアイドルとしてステージ上では、最後の瞬間まで笑顔で踊り続けた。「私の17年が始まった劇場で、最後の日を思う存分楽しみたい!」と宣言した通り、元気いっぱいにステージに立ち続け卒業コンサートでは披露せず「劇場公演のために残していた」という初めてのソロ曲「夜風の仕業」や初の単独センター曲「カラコンウインク」など思い出の詰まった曲たちを披露した。
終演後の取材で、柏木は「アイドルが好きだったからやってみたいなだったけど、天職でした。アイドルというお仕事に出会えて本当によかった」と笑顔で振り返った。「本当に人生ですね。本当に最高で幸せで、本当にAKBを選んでよかったです」。
◇柏木 由紀(かしわぎ・ゆき)1991年(平3)7月15日生まれ、鹿児島県出身の32歳。選抜総選挙は第1回から第8回まで参加し9位、8位、3位、3位、4位、3位、2位、5位と全て16位以内の選抜圏内。21年のシングル「根も葉もRumor」でグループ史上初めて30代で選抜入り。キャッチフレーズは「寝ても覚めてもゆきりんワールド!!夢中にさせちゃうぞ♪ゆきりんこと柏木由紀です」。血液型B。